カレーライスやエスニック料理、シナモンロールやアップルパイなど、さらにアロマのオイルなどに使われているシナモン。料理などの脇役的なスパイスで、香り高く食欲をそそりますが、他にもいろいろな効能があることをご存知ですか。
シナモンの効能
昔から中国では、「桂皮」などと言われ生薬として使われていました。それが日本にも伝わり、健胃、整腸作用を目的とした漢方薬として医療機関でも使われています。もともと薬のして作用もある植物なのです。
その他にも、抗菌作用、発汗作用、解熱、鎮痛作用があり、風邪などのときにも良いとされています。香りも良いので、食欲のないときなどは、シナモンティーなど飲むと気分も楽になるでしょう。最近では、血糖値、中性脂肪、コレステロール値の低下などの新たな効能が注目され始めました。
ですので、ダイエットにも効果的です。また、健康面以外にも毛細血管を保護する効能もあり、毛細血管が少なくなり血行が悪くなることによるシミ、しわ、たるみなど解消という美容面でもよい効果があります。しかし、摂り過ぎは肝機能に影響を与えることがありますので、1日3g程度が適量とされています。また、子宮に対して強い刺激性があるので、妊婦さんもとってはいけません。
以上のような注意事項がありますが、カロリーもほとんどなく、良い成分が含まれていますので、効率よく摂取したいものです。ポリフェノール、イソフラボン、ビタミンA、C、Eと一緒に摂取することでより、活性酸素を抑え血管を若返らせ、より美肌効果があがりますし、鉄分やDHA、EPAなどと摂取することで、より血行がよくなります。シナモンティーにレモンを入れる、ココア豆乳にパウダーを振りかける、などの一手間が、あなたを若返らせることができますので、試してみるといいでしょう。おすすめは、フルーツたっぷりのパイにシナモンをふりかけて食べることです。甘いデザートでも罪悪感なく食べることができます。
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