日本メディカルハーブ検定の概要や独学勉強法

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

メディカルハーブは日本語に訳すと、薬草、香草となり、私たちの生活の中で料理だけでなく健康目的として各分野で活用されている植物の総称となります。
近年は病気や怪我に対する近代医学が基本ではありますが、伝統的な自然療法に回帰した治療提案に注目することもあり、メディカルハーブは注目度を高めています。

そんなメディカルハーブについての知識、活用方法を初心者の方にも身につけてもらえるようにと日本メディカルハーブ協会が実施しているのが、メディカルハーブ検定です。

日本メディカルハーブ検定の概要や独学勉強法について

検定試験に限定はなく、どなたでも受験可能で、受験料は6480円、また同時開催試験のハーブ&ライフ検定との併願受験もできます。

試験形式はマークシート方式の60問となります。
内容はハーブに興味を持ち始めた方を対象にしているということで、入り口レベルに設定され、比較的入手が容易な15種類のハーブを題材とし、メディカルハーブの正しい活用基礎知識が求められます。
検定級は特に設定されていませんが、検定に合格すると、メディカルハーブの知識を仕事として活用できる知識を身に付けられるメディカルハーブコーディネーターの資格申請ができるようになり、さらに上位資格となるハーバルセラピストへの道も開けます。

ハーブ&ライフ検定はメディカルハーブの世界の第一歩となる資格ですから、独学勉強で合格も難しくないやさしい検定です。
近年合格率としては80%前後と高い合格率を保っています。
独学勉強法は、出題範囲となる15種類のメディカルハーブに的を絞ることとなるので、範囲の狭さも独学のしやすさに影響しています。

ただし、種類は少なくても特徴から活用法、様々な症状に適したハーブの選択など狭いながらもハーブ初心者にはやや深い知識も求められるため、公式テキストは必ず用意したうえで勉強しましょう。
また公式テキスト以外にも対策問題集等が市販されていますので、いくつかの教材を利用して視点を変化させて知識を高め、模擬テストも行っておくと合格しやすくなるでしょう。

独学に自信が無い方には認定校や認定教室による講座、プライベートレッスンも用意されていますが、手間やお金がかかってしまいます。
なるべく費用を抑えて、ご自分の都合に合わせてマイペースに勉強したいと希望するようであれば、まずはテキストなどを購入してみてから、独学が難しそうか一度判断してみるのが良いでしょう。

なお、メディカルハーブコーディネーター以上へのステップアップとなると、実用的な知識が求められてくるだけでなく、年会費等の費用も必要になってきます。
仕事目的に活用したいという方以外には、敷居が高くなります。

スパイス・ハーブのことを詳しく知るなら、資格取得がおすすめです

スパイス&ハーブコンサルタント資格
  • このエントリーをはてなブックマークに追加