スパイスソムリエは現在、スパイス香辛料アドバイザーに名称を変更している、日本安全食料料理協会が主催する認定試験です。
名称は変更されましたが、スパイスの歴史と種類を理解し、その有効な活用法と知識を身につけ、趣味から飲食業界などで役立てることが可能という点、また試験範囲や合格基準も一切変更はありません。
スパイスソムリエ認定試験の概要について
認定試験の出題内容は、スパイスに関する基本的知識となります。
様々なスパイス、それぞれの歴史や原産国、豊富な種類と分類に特徴、調理での有効な利用方法に効果と作用と、実際にスパイスを料理に扱うための知識だけでなく、雑学として身につけておきたい知識まで様々です。
受験資格は特に指定はなく、受検料は1万円、申し込みはインターネットから受け付けており、受験スタイルも在宅受験と容易な方法となっています。
試験は2ヶ月間隔で定期実施されており、合格基準は70%以上の評価となります。
年間試験実施回数が多く在宅試験ということで、豊富なスパイス検定の中でもチャレンジしやすい検定です。
本格的に学びたい方はもちろん、気軽な気持ちからスパイスの勉強に興味を持って、認定資格も得てみたいと思った方にも向いています。
容易な検定スタイルからして実用性が低そうにも思われますが、レストランや食品メーカー、香辛料メーカー、カルチャースクールなどで活用できるほど有効なスパイス知識を身につけることができ、その証明資格としても十分役立ちます。
趣味の範囲で楽しみたいという方にも敷居が低く、資格取得を切欠に興味を高めて飲食店を持ちたいと夢を膨らませる方もいます。
協会サイトで受験の申し込みが可能ですが、もちろん、必要なだけの試験勉強を踏まえた上でなければ合格は難しいです。
独学で学ぶという方法もありますが、スパイスに関する知識範囲は膨大で、ご自分だけで調べて的確な知識を身につけて合格するというのは困難です。
各種講座が展開しているので、そちらを利用すると良いでしょう。
ただ、試験費用とは別途、講座料金が必要となります。
講座の中には試験協会が指定している試験免除タイプもあります。
通常の講座であれば講座での試験勉強を修了した後に試験に申し込み、合格してようやく資格取得となります。
試験免除タイプでは、講座を卒業すれば資格合格と同じ扱いとなり、そのまま資格取得できます。
短期間で確実に合格を目指すのであれば、指定講座を利用するのが一番です。
また、複数のスパイス検定と同時に学ぶこともできる講座もあります。
一挙に色々な検定にチャレンジしたいという方に向いています。
スパイス・ハーブのことを詳しく知るなら、資格取得がおすすめです
