パエリアでおなじみのスパイスサフランの効能は更年期障害の改善なども

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サフランはクロッカスの雌しべのことで、長い雌しべの先が3つに分裂していてこのうちの鮮紅色の部分のみに価値があり、一つの花から3本しか取れない雌しべを乾燥させたスパイスです。

サフランの効能

1kgのサフランを得るには約50万本の雌しべが必要で、17万本あまりの花、1本1本を手作業で採取するため、世界で最も高価なスパイスとなっています。水に浸すことで黄金色の色素とエキゾチックな芳香があらわれ、スペインやフランス、イタリア料理や菓子類などの色付けや風味付けのために広く用いられ、特に米や魚介類との相性がいいとされているスパイスです。

この、若干苦みを感じる独特な芳香成分はサラナールで苦み成分はピククロシンになります。水に浸出すると黄金色になる着色作用はクロシンです。クロセチンの含入量は少ないですが、クロシンが溶解することにより黄金色となり、クロシン1に対して15万倍の水を加えても黄色と認識されるほど着色力は極めて強く古くから染料としても用いられています。

また、薬の効能は主に婦人病の特効薬として知られ、更年期障害の改善や通経などの子宮に作用する効果が認められており、妊婦への使用は禁じられているのです。サフランにはほかにも鎮痛や健胃、発汗などの効能もあり、風邪薬としても広く用いられています。また、サフランの中には、プロビタミンAの一種と考えられるプロトクロチンの分解産物がさまざまな形で含有されており、記憶障害の改善などの効能も研究が進んでいるのです。

日本ではカレーや洋食に合わせたり、スパイスを入れて炊きこんだサフランライスが人気で簡単な摂取方法としてはお湯を注ぐだけで、ティータイムに飲むこともできます。しかし、非常にデリケートなスパイスであるため、直射日光にあてたり、長時間空気中に放置していると芳香が失われてしまうのです。同時に品質も低下するのでせっかくの効能が得られにくくなりますので、保管には十分に注意が必要になります。

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